ナンバリング
原稿にナンバリングを押している。インクを貯めておくフェルト部分が、ダイアル数字の圧力で硬くなっていたため、インクが数字に載らず、明確に印字出来なくなっていた。
アルバイトにナンバリングをさせたのだが、数字がはっきり見えないナンバリングなんて意味がないので、振り直すことにした。また、いつものように今時の若い人間はと思ったが、今度ちゃんと教えてあげよう。
その際フェルト部分を入れ替えるのではなく、裏表に差し替えてみた。これで上手くいくだろう。
しかし、ナンバリングの作業をするのは、私だけになってしまったかもしれない。
ほとんど、ワープロ原稿なので、プリントアウトする際に、頁数がついてくるもんな。
もらいもの
ワープロの問題点 もしくは読みやすい文字組版
私自身が間違っているのかも知れない。
自分の考えを文字に落とし込み、文章としてまとめ、それを自分で読むということなら、何も言うことはない。なぜなら、どんな文字・文章が存在しているか、それをしらないからだ。つまりこのブログがその見本である。
しかし、自分の書いたものを他人に読ませるということになったら、読んで貰ってわかるような文字で書く、というのは、字の上手い下手は別として、気持ち的には当然だろう。少なくても我々は幼少期から書写や漢字の書き取りの勉強をする。
ワープロに関しても、同様だ。自分でプリントアウトしてそれをそのまま他人に見せるのならどんな形でも構わない。
しかし、それを私のような職業書籍編集者に渡して、それを自分の著作としようとするなら、2段組みの機能を使用せずに、2段組みに見えるように組むといった、手間の掛かることは止めて欲しい。すくなくても、そういうことがあるということを覚えて欲しい。
古文によく出てくる踊り字を「く」の字を倍角に指定するなど。これは以前に書いた。