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FACEBOOKにかいたもの くだらないよ。

 
 
さて、購入して早速、本に購入した書店の紙のカバーをきちんとセットしようとしたら、なにやらボーズが見えるではないか、あれ? と思って手に取ってみると、普通の註文短冊、スリップとかボーズと呼ばれるものと同じ形状のものが挟まっているのが確認できたので、よくよく見てみるとそれは、常備短冊であったので、はたと困ってしまったが、早速戻しに行くというか、届けに行こうと思ったのである。
 
そもそも常備短冊というのは、普通の註文短冊とはちょっと異なっていて、一冊売れる毎に注文を出して、書店の書棚にその本を“常備”しておくべきものなのである。書店と出版社がそういう取り決めをしたアカシなのである。書店の棚には、私の購入した本が一冊だけしか出ていなかったので、もしかしたら、いや、きっとそのお店には在庫が一冊しかないのだ。
 
そのお店というのは、一時期、日本最大の書店だった訳で、そんなに大きな書店に、一冊しかない本。そして、版元必死の思いの常備短冊が、そのまま購入者(私のことだ)とともに消え失せてしまったら、その本の出版社は、その本の販売機会を、これを最後に失してしまうかも知れない! それは、私のセイ?
 
若干の心苦しさを抱えて、早速、三省堂書店に届けに行こうと思ったのだが、ちょっとみんな! 思い出して欲しい。
 
本日の昼は相当暑かったのだ。
 
このくそ暑い中を、駿河台の交差点を渡って、三省堂まで歩いて行くのか? それほどの距離ではないが。そして、あんなに大きなお店で、最近、池袋のジュンク堂をまねして、会計を一階の一箇所に纏めてしまって、いつも会計が混雑しているところに、また、並んで、説明するのか? 常備短冊のことを知らないレジの片もいらっしゃるかも知れない。それともインフォメイションにいって、どうすればいいのか? と相談するのか?
 
ダメだ。
 
まったく分からないじゃないか? 
 
 
と思い至った私は、じゃじゃぁ~ん、そこであきらめることなく、私の会社の斜前にある、その私が購入した版元(出版社のこと)に、行くことに、対処の方向を変えたのであった。
 
「御免ください、斜前の馬並書店です。」(この馬並書店という名称は、昔よく使ったなぁ)
「はいはい、何でしょう」
と、中から、営業の感じのいい女性が出て来て、経緯を話して、常備短冊を渡したところ、大変喜んで貰った。
 
常備短冊を購入者が届けるというのも、滅多にないだろうなぁ。
 
今日は、人に喜んで貰うことが出来て、いい1日だった、と力強く思うのであった。