もらいもの

最近は招待券が豊富だ。
11月3日は国立劇場で歌舞伎を観た。
吉右衛門の神霊矢口渡。殆ど寝ていたが、面白かった。
身替わりに子供を殺すとか、若い娘が着物や髪を乱して、太鼓を打つ場面だとかは、
この作品生まれる一世代前の名作を、取り込んでいると思われる。
このことは、代作問題とどう絡めて考えていくか?
芝居というメディアの特性と考えることも出来る。
 
 
さて、昨晩演芸場に行ってきました。
良かったですよ。
代演で林家正雀が出て、紀州という短い話だったので、あれっておもっていたら、奴さん踊りを披露してくれてとてもよかった。
三遊亭金馬がトリで、芝浜をやったのだが、かなりよかった。
小三治がやると新劇っぽい芝浜なんだけど、新派っぽい芝浜で、それはそれでよかった。
まぁ、最後のサゲはとくに取り立てていうほどではないけれど、すごくいい気分でかえることができました。
金馬さんをみることができたのもいい経験だったと思います。
 
本日は午後から、寅さんサミットへ 行く予定