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商品企画のシナリオ発想術―モノ・コトづくりをデザインする (岩波アクティブ新書)

22頁 これらの問題点を整理してみると、いくつかの不安要因や不満要因があり、なぜなのか理解できない不思議なこともあることがわかった。混沌としてはいるが、漠然と問題点が浮かび上がってきた。逆に、これらの問題要因をどのように解決すればよいかを考える目標が浮かび上がってきたことで、知恵や発想を働かせることが求められたのである。
24頁 そこで着想したのは、これらの高級・精密イメージのカメラと比較されなければよいではないかということだった。つまり、カメラとまったく違ったコード（文脈）で読みとられればよいわけだ。